フリーランスの美容師とは?メリットや課題を解説

フリーランスの美容師とは?メリットや課題を解説

美容師は美容院で働く、というイメージが強いですよね。しかし、その中には、フリーランスとして働いている美容師がいます。今回は、フリーランス美容師について紹介。フリーランスになることのメリットと、課題について解説していきます。

フリーランスとして働くメリットは3つ

フリーランスの美容師は、独立していながら、自分の店舗を持っていない美容師です。その働き方は、特定の美容院から業務委託される働き方や、美容院の席を借りる働き方など様々です。フリーランスの美容師として働く際のメリットは大きく3つです。

●店舗を持たない分、初期費用がほぼゼロでフリーランスになれる

フリーランスは、所属する企業から独立して働きます。独立には、もう一つ、自分のお店を持つために独立する場合も。お店を開業させる場合、お店を開店させるためなの初期費用がかかります。お店の内装などを作るために、ローンを組む場合もあるでしょう。経営が悪化すれば、負債をそのまま抱えることになります。フリーランスなら、自分の店舗を持たないため、初期費用がかかりません。負債を抱えたまま経営が悪化し、閉店という事態を防ぐことができるでしょう。

●頑張った分だけ収入が上がる

収入が少ないと言われる美容師業界ですが、フリーランスなら頑張ったら頑張った分だけ稼ぐことができます。企業に就職する場合、固定給の場合が多く、担当するお客さんが増えても給与がさほど変わらない場合が多いです。しかし、フリーランスなら、担当したお客さんの分収入が増えます。価格帯も自分で決めることができるため、収入を増やすことが可能です。

●自由な働き方が可能

美容院に所属していないため、お店の都合に合わせてシフトを組む必要がありません。お店に拘束されることなく、自分の好きな時間にお客さんを担当することができます。ゆったり働きたい、余裕があるから担当を多くしたいなどの調整が自分で可能です。

フリーランスとして働く時の課題

フリーランスは自由度が高いですが、その分課題も多くあります。まず、自分に顧客がついていないとフリーランスとして働くのは難しいでしょう。お店の場合、担当がいないフリーのお客さんも多くいます。そういった人々に施術をして、気に入ってくれたら指名をしてくれるようになることも。しかしフリーランスの場合、フリーのお客さんがいないので、最初から指名してくれる人がいないと成り立ちません。

また、顧客を増やしたいと思ったら、自分で自分を売り出す必要があります。SNSなどをうまく使うことが現在集客の主流となっています。そういったSNSなどを積極的に使って、自分から行動する力が求められます。

フリーランスの美容師として活躍するにはスキルアップが重要

フリーランスの美容師は、指名してくれるお客様が必要だったり、SNSなどをうまく使って集客することが求められたりといった課題があります。このような課題を解決し活躍するには、やはりスキルアップが重要となります。

最新のトレンドや技術を常に学ぶ

美容師としてスキルアップする方法の一つは、最新のトレンドや技術を常に学ぶことです。
美容業界は日々進化しており、お客様のニーズや好みも変わっていきます。そのため、美容師として自分の知識や技術を更新し続けることが重要です。最新のトレンドや技術を学ぶ方法としては、雑誌やインターネットなどのメディアをチェックすることや、セミナーや研修などに参加することが挙げられます。
これらの方法で、自分の得意な分野だけでなく、幅広い分野についても知識を深めることができます。

実戦的な経験を積む

次に、美容師としてスキルアップする方法のもう一つは、実践的な経験を積むことです。
知識や技術を学んだだけでは、それを実際にお客様に提供することはできません。実践的な経験を積むことで、自分の学んだことを応用したり、改善したりすることができます。また、実践的な経験を積むことで、お客様とのコミュニケーション能力や対応力も向上します。
実践的な経験を積む方法としては、自分の店舗や他の店舗で多くのお客様に施術することや、コンテストやイベントなどに参加することが挙げられます。これらの方法で、自分のレベルや課題を把握したり、他の美容師から刺激を受けたりすることができます。

自分自身を磨くことを忘れない

美容師はお客様の髪や顔だけでなく、心も美しくする仕事です。そのため、自分自身も常に美しくありたいという気持ちを持ち続けることが大切です。
最新のトレンドや技術を常に学ぶことと、実践的な経験を積むことが重要だとお伝えしましたが、これらはすべて自分自身を磨くためのもの。自分自身を磨くことで、お客様にも喜んでもらえる美容師になることができます。

最初からフリーランスとして働くのは難しい

課題の部分で述べた通り、フリーランスとして働くとしても、顧客がついていなければ成り立ちません。そのため、最初は企業に入って働くのが無難です。企業に所属して働き、顧客をつけながら、技術を磨きましょう。

とにかくまずは、美容師になるために、美容師国家試験を受けて合格をしなければなりません。そのためには、美容師を目指せる美容学校へ通いましょう。例えば、東京にある美容学校に、東京モード学園があります。ここは、美容師国家試験合格率が96.0%を誇っており、教育に非常に力を入れています。また、卒業後を支えてくれる「生涯バックアップシステム」という制度があり、転職やキャリアアップを支えてくれます。美容師になった後でも相談が可能なので、安心ですよ。

髪を乾かす美容師の女性
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